「助産師さんの独立」という選択肢

助産師さんの働き方として、医療機関に就職する他に独立するという選択肢がある事をご存知でしょうか?

少子高齢化によって一人の女性が生涯のうちに出産を体験する回数が減少したためか、お産のスタイルにこだわる方が増えてきました。とくに、ナチュラル思考の強い女性からの注目を集めているのが“助産院”での出産や助産師さんの立ち会いのもと自宅で行うお産です。

助産院とは助産師さんが独立開業したもので、正常なお産であれば内診・助産を行う事が出来ます。助産院では基本的に医療行為を施す事が出来ませんが、助産に関する医療行為は認められおり、開業する事が可能なのです。

帝王切開や投薬などの医療行為が必要な妊婦さんは医師による施しが必要になりますので助産院での出産は選択できませんが、正常な分娩が望めるのであれば「より自然でリラックス出来るお産を!」と、助産院を望む女性が増えてきています。

一生にうちの数少ない出産というイベントを、自宅や助産院というプライベートで特別な空間で行う事は妊婦さん自身のメリットも多く、誕生する赤ちゃんにも望ましいのかもしれません。

また、内診ではお産に関する不安や希望を相談しやすいといった面も人気が高まる秘密なのではないでしょうか。助産師は医師ではありませんので、もちろん医療行為を行うことは出来ません。ですので、助産院では不必要な医療の介入がありません。医療行為が行えないことによるリスクもあるのですが、そのぶんストレスの少ない自然なお産を進める事が可能なのです。

助産師さんが開業した助産院の数はまだまだ少なく、全国に300カ所ほどだと言われています。ただ、お産のスタイルとしてニーズは伸びており、一年に一万人を超える女性が助産院あるいは助産師立ち会いのもと自宅でお産を行っています。この数は、今後さらに増えていくのではないでしょうか。

助産院を開業し、妊娠・出産をはじめとする女性の生涯にじっくり向き合う事はやりがいも大きく、まさに一生打ち込める誇り高い働き方なのではないでしょうか?

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